対戦動画の上手な見方
スマブラを真剣にプレイしてると、大会の生配信や対戦動画に触れるということは昨今だと日常茶飯事になってきていると思います。
最近だと国内、国外問わず大会があればすぐに対戦動画がアップロードされていて、その数も数年前とは比較にならないほど多いというのが現状です。
また、対戦動画と言うと強いプレイヤーの動画ばかりで自分の動画なんてないという人も多いと思いますが、前作と違って今作では長い時間でもリプレイが撮れるのでオンライン対戦を気軽に見直したりすることも十分可能です。
そこで、上位プレイヤー同士のレベルの高い試合にhypeしたい等の理由で動画を見てる際はあまり問題にはならないのですが、特に真剣にプレイしてる人は対戦動画を見ることで何かを吸収して、自分のプレイのプラスにしたいと考える場合が多いと思います。
しかし、実際に動画をただ見ていると、何となく試合が流れていって、時折自分じゃできない判断や反応をしてるのを見てうまいなぁとか読み合いに何度も勝っていく場面を見てすごいなぁと思うことはあっても、自分にとって重要な具体的な気づきを得るというのはかなり難しいことが分かります。
自分自身もかなり昔は動画をただ眺めているだけになってしまうことも多く、どうすれば良い見方ができるだろうかと考えたこともあったし、最近では京都の若いプレイヤーと接する機会が多く、動画をどのように見るかを相談されたこともありました。
そこで今日は、対戦動画をどのような視点で見るかということに関して自分なりに今まで考えたことをまとめたいと思います。どれだけ多くの人にとってプラスになる記事が書けるかは分かりませんが、オフ大会で安定してBest32以上を取る人やスマメイトでレート1800以上安定する人にとってはこの記事の解説は当たり前のことが多いと思うので、そのレベル未満の人全てをターゲットに書いているつもりです。(先に断っておきますが、勿論この記事で書いたことが全てではないし、他の方法論も色々考えられると思います。あくまで個人の考えのまとめとして受け取っていただきたいです。)
ただし一口に対戦動画と言っても、①自分の対戦動画であるか、②他人同士の対戦動画であるかでは見るべきポイントが大きく異なると思っています。それらは分けて考えて行こうと思います。
①自分の対戦動画を見る場合
この場合、動かしているのは自分なので動画を見ればある程度どの状況でどんなことを考えているか、どんなことをしたいか等が明確に見えてくると思います。(見えてこないとしたら普段からあまり何も考えず対戦しているということだと思うので、動画を見る前に日ごろの対戦の意識を変える必要があると思っています、その点についてはまた今度書きたいと思います)
動画の見方に関してはそのプレイヤーのレベル次第で色々ありますが、基本的には自分の悪いところを修正するという考え方になると思います。そして、悪いところというのは"やってはいけないことをやっている"か、"やるべきことをやっていない"のどちらかに大別できるはずです。
基本的にどちらの修正も重要ですが、前者の修正の方が後者よりも楽なのは間違いないです。(やっていないことは目で確認できないので...。)なので、最初はやってはいけないことを動画を見ることで認識し、それを次から対戦で修正するように頭の中でイメージするというのが第一歩になると思います。(ここまでめちゃめちゃ当たり前のことばかりでごめんなさい)
その出発点となる、やってはいけないことをどう認識するかについてです。
まず最初は"試合が大きく崩れた場面"と"撃墜された場面"と"明らかな自分の操作or判断ミス"の3点に注目すると良いと思います。(ただしこれらは排反ではなく、試合が大きく崩れた場面は撃墜された場面に繋がることもあるし、明らかな自分の操作ミスによって試合が大きく崩れるということがあるので厳密な区分けにはなりません)
まず1つ目の試合が大きく崩れた場面についてですが、特に今作では同じ人同士の対戦でもダメージレースで少しずつ細かい%を与えあうということよりも、流れを取った時に一気に一方がダメージを取ったり撃墜まで持って行ったりということが多いと思います。その一連の場面の起点になった状況に注目するというのが一つの見方だと思います。
例えばこの動画の57秒のシーンが良い例です。
1試合目は結果的に2スト残しで負けて大敗という印象が自分自身もありましたが、動画を見直してみると1ストック目は悪くない立ち上がりだったにも関わらず、自分が49%の時に浮かされた後中途半端な着地をしてしまって、その後の復帰を狩られ続けて撃墜まで持って行かれています。
浮かされた直後のジャンプ消費は相手から圧をかけられていたので仕方ないと思いますが、崖外方向にジャンプをするなら一旦崖を掴まる選択をするべきでした。
また、回避着地後に空Nを喰らって外に出された後、ジャンプを使わずに斜め下から上Bを選択していますが結果的にここで上Bを使った時点で殺される可能性の高い展開になってしまっています。ここはジャンプや下Bを見せてタイミングを計りながら横Bで崖に掴まるかステージ上に着地するかの択をかけて行くのが正解だったと思います。
これらの選択を間違えなければ勝ててたかと言われると全く分かりませんが、少なくとも試合の行方は全く分からなかったと思います(正直なことを言うと、対ピーチで撃墜のパターンを確立できていなかったので競り負けてた可能性は高いですが)。たった1つの状況判断で試合が大きく左右されてしまっているということは、逆にそこを修正することができれば試合展開は大きく変わるということも言えます。
2つ目の撃墜された場面についてですが、これはあまり説明する必要もないかと思います。撃墜された状況を見直して、その技を喰らわないようにするにはどう動けば良かったかを考えればそれで良いと思います。
今作は細かい上記の通り細かい差し合いからのダメージレースをするゲームと言うよりも2回相手を撃墜するゲームと考えた方が個人的にはしっくりくるので、被撃墜場面の拒否がとても重要だと考えています。
(ただし、撃墜された場面が全て必ずしも悪いとは限らなくて、明確な意図を持って最大リターンを狙いに行った行動が読まれてしまったとしたら、結果的に安易な選択だったかあるいは読み負けだったかもしれないけどその選択が間違いかと言われるとそうではないと思います。しかしこの記事ではそのレベルまでは踏み込みません)
2分33秒あたりから1ストック目の撃墜をされています。
この被撃墜の展開には2つまずいところがあるのが分かると思います。まず1つ目は崖上がりの読み合いに負けて空後を喰らっていますが、崖上がりで取る択の判断のタイミングがいつも一定で早めに上がろうとしているのが良くないです。フォックスは崖上がりが強いので過信しがちですが、対ネスのような崖上がりが難しいキャラには慎重に様子見する択も混ぜたり、相手の動きを見て回避上がりや起き上がり攻撃を試したりということも必要だと思います。崖上がりで取る択がワンパターンだったと言えます。
2つ目は、そもそも崖を掴まる状況になったのはその前にラインを詰められてる時に無駄なバックジャンプをして相手の空中攻撃が当たりそうになったからもう一回ジャンプして外に逃げるしかなかったためです。実際はこっちの方が問題だと思うので、ラインを詰められた後の行動は、考え直す必要があります。(まだ対戦では未検証ですが、この状況であればもっと相手の動きをよく見て、相手が空N置きをした時点でダッシュでステージ中央に戻ったり、着地狩りに移行するべきだったかと思います。もっと言えばラインを詰められる展開にしないような立ち回りの工夫も考えるべきだと思います。)
3つ目の明らかな操作、判断ミスですが、例えばフォックスだと空前踏み付けをミスしたとか空N上スマの場面で上スマが出なかったとか崖奪いミスしてるとかそういう感じです。判断ミスで言うと、今の場面は確定の空上よりも回避読みに移行した方が良かったとか、掴み反撃や上強反撃で妥協するんじゃなくて上スマや下スマの方が良かったとかそういう感じになって行くと思います。
4分28秒からのシーンですが、相手が上Bを外しているにも関わらずその後掴みでしかリターンを取れていません。誰が見ても分かるミスだと思いますが、クラウドのリミット上Bは着地隙があまりないので左右の移動で揺さぶられることを考えると上スマは安定感に欠けます。なので、左右どちらに着地されても良いように下スマを当てて外に出す選択も良かったかもしれないですし、もっと相手の着地を制限するような動作がこちらにもあったかもしれません。もう一度同じ状況があったとしたら下スマで低く飛ばしてから復帰阻止の読み合いをするかと思いますが、上スマを当てるに越したことはないので上スマを狙える位置取りをまずは考えたいと思います。
以上のように、僕は自分の動画を見る時は細部の1つ1つの状況に着目して、その状況ではどの選択が最善だったかを考えるようにしています。自分が動かしているということは、1つの状況に関して、同じ状況が今度訪れたらそこでも同じ選択を取る可能性が高いからです。だとすると悪い部分を見過ごしたままにすることは大きな損失だと思っています。またそういった理由で、勝ち試合に注目して何が良かったかを考えることはあまりないし、得るものは負け試合ほど多くないと個人的に思っています。
②他人同士の対戦動画を見る時
自分の対戦を見る時と違って、あまり細部の状況を分析するということは僕はしないです。というのも、他人の動画だと例え自分と同じキャラを使っていたとしても頭の中のイメージはまるっきり違うことも多いし、イメージが違うと1つ1つの動きも微妙にずれてくるし、1つ1つの動きがずれていくと全体としては全く別の動きになります。別の動きをしているプレイヤーが作った1つの状況に注目しても、そもそも自分だったらそういう状況にならないかもしれないし、あるいはもっと悪い状況を作ってしまってるかもしれないので、あまり意味がないと個人的には思います(もちろん高いレベルになると例外はあると思いますが)。
僕が他人同士の対戦動画を見る時は、"自分の知らないパターン"と"細部や1つの局面ではなく試合全体、多くの局面"に注目することを意識しています。
1つ目の自分の知らないパターンというのは、大体の人がイメージつくと思うんですが自分のやってない行動や知らないネタ等です。
僕は使用キャラ上、Larryの動画を見ることが一番多いですが、例えば大J空下や空前踏み付け、上に浮かせてからの回避読み上B等は自分では思いつかなかった行動だったので動画を見ることで取り入れました。
2つ目、試合全体、多くの局面に注目するというのは、1つ1つの状況ではなく全体としてどういう動きが多いのか、どういう撃墜が多いのか等に注目して動画を見ることです。
これだけでは何を言ってるのか分からないと思うので、僕が実際にやっていたことを具体例として紹介したいと思います。
僕は京都オフへの参加がスマブラのプレイ時間の大半を占めていますが、今年の6月~8月あたりまで京都のトゥーンリンク使いリーマに対しての勝率が極端に低い状態でした(多分2割あるかないか)。
フリーでの勝率にはほとんど固執していませんが、これだけ負けるということは大会で当たっても厳しいだろうし実際大会でも2,3連敗はしていました。8月の京大大会では0-4で負けるという体たらく...。
原因ははっきり分かっていて、一番大きな原因は撃墜ができないことでした。
ある程度ダメージレースでは優位に立っていても撃墜差だけで簡単に試合をひっくり返されることがとても多かったです。
そこで、自分の頭でどう撃墜するか考えても良い答えが出なかったのでLarryの動画を見ることにしました。そして撃墜ができないことが自分の中での課題だったので試合全体を通して見ながら撃墜に成功したシーンを全て書いていくことにしました。
以下がその時のメモです。(動画がこれしかなく、撃墜のシーンが少ないのでサンプルが少ないです。本当はもっと書きたかったです...。)
僕がスマブラで最初に学んだこと
僕は8年前の高校2年生の時からスマブラを真剣にプレイし続けています。
当時はWiiのスマブラXで、2008年1月の発売時から半年以上はこのゲームでは弱キャラのマリオを使っていました。
また、今と違ってオフ大会が関東、関西で1か月に1回以上開かれるということは全くなく、オフ大会は関西のケツバトという大会が2か月に1回くらい開かれているのみという状況で、当時関東に住んでいた僕は発売年の4月くらいにはオフには出ていたものの、オフ大会に出るのはかなり後になります。
オフに出始めてからは更に実力を伸ばし、完全な弱キャラで使い手も少ないマリオを使っていたのもあって全一と評価されるまで時間はあまり経ちませんでした。
まずまず強い人にも勝てていたし、オフの上位プレイヤーにもそれなりに戦えていたため、大会に出たら決して優勝は狙えないことは分かっていたけど、それでも上の方には行けるんじゃないかという自信が沸いてきました。
そんな中で出場した2008年8月のケツバト、今でもX古参勢の中では語り草となっている大会です。関東の上位勢、中堅勢がこぞって関西に遠征し(20人以上はいたはず)、関西勢はもちろんフルメンバーで参加した、関東vs関西という構図がはっきりと示された最初の大会だったと思います。(余談ですが、もっと言うと東のRAINvs西のサウザーの戦いでもありました。結果はサウザーさんに軍配が上がり、日本最強プレイヤーの称号をゆるぎないものとしました。)
そんな中で、およそ半分の人数が通過できる予選で僕は予選落ちしてしまいました。内容も、3ストvs1ストの圧倒的有利状況から急に頭が真っ白になってどんどん追いつかれて逆転負けしたり、同キャラ戦を嫌ってあまり使わないキャラを被せた結果負ける等内容も散々なものでした。周りからも予選落ちという結果は驚かれたし、自分は勝つべき場面で勝てなかったのだととても悔しい気持ちになりました。
大会が終わり、帰りの夜行バスに乗ってからもずっと何がいけなかったのか、どうしていつもの力が出せなかったのかをずっと考えながら外を見ていました。今でもこの時の心境はとてもよく覚えています。
考えた末に分かったのは、俗に言う感覚的なプレイが自分は非常に多く、その場その場で本能的に動くことを好んでいたために、大会の緊張感のある試合で一回でも焦る局面に出くわすとそのまま焦りからプレイが乱れ、悪い方向へどんどんと転がっていってしまうということです。
そして、もっと1つ1つの状況で自分はどのような行動をするか、なぜその行動をするかを自分に対して説明できるようなプレイを普段からすることが大事だと思いました。俗に言う理論的に試合を組み立てるということだと思いますが、最初はそんな大げさなことはできなくても、経験則から感覚で動くだけではなく、その感覚に意味付けを少しでも加えてあげればいいと思います。
そのことに気付いてしばらくオフに参加した後、12月に開催された実質的には関東での初大規模オフ大会であるヌマブラに出場しました。自分にとってはケツバト以来のオフ大会でしたが、そこでBest24を取ることができました。強いと言われてる人を何人も倒せたのでようやく自分もオフで通用するプレイヤーの仲間入りを果たせたと思い、本当に嬉しい思いだったのを覚えています。(余談ですが、お互い一生ガン待ちで話題を呼んだRAINファルコと9Bスネークの試合はこの大会で生まれました。)
スマブラをプレイしていて大事なことは人によって様々だと思いますが、自分はある程度考えてプレイすることが特に大会で勝ち抜く上でとても重要だということをある種最悪の形で学びました。
お互い勝ちたいと思っている試合では緊張もするしプレッシャーもあると思います。大会での試合で、まずい!と思った時のマイナスの反応はフリー対戦の何倍も大きくなりがちですが、だからこそ焦りかけた時に頭の中にどれだけの思考と経験を積み重ねてるかが勝負の分かれ目となることが多いと感じます。
俗に言うメンタルの強さというのは、実は個人個人の生まれ持った能力ではなく、事前準備の量と質で決まるんじゃないかとこの時少し気付いたような気がします。
じゃあ具体的に何をどのようにして考えたのか、という話には今回踏み込みませんが、抽象的に言えば1つ1つの行動に自分なりに意味を見つけてそれを説明できる状態にするということが大事だったと思います。
それまでただ楽しくて夢中で遊んでいただけのスマブラが、自分にとって戦略的に勝ちに行くゲームに変わる重要なきっかけになった良い出来事でした。(仰々しく書いておいてなんですが、スマブラに限らずゲームに限らず、何をやるんでも肩の力抜いて楽しむということも大事だと思います。)
The Big House6オフレポ④TBH本戦とまとめ
今更感ある上に一回書いて消えてしまったので書く気が失せてましたが書きます...。
The Big House6オフレポ③TBH1日目 - Pound for pound の続き
一日目が終了したので翌日からのトーナメントを確認
初戦はNAKAT、勝てば2戦目Dabuzという順番
NAKATはフォックスネスピカチュウマリオ等の多キャラ使いだけど、間違いなくフォックスにはネスを当ててくるので対ネスの頭の中での練り直しをする ロゼッタ戦はやることはっきりしてるからいつでも戦えるし、とにかく初戦のNAKAT戦をどうするかっていうのが一日目夜の頭の中を占めてた
実は日本の大会でも対ネスは当たったらいつも負けるか勝てても接戦の末の辛勝ってことが多かったのでキャラとしては最も嫌な部類
TBH前はタイムアップを視野に入れた動きを取り入れながらも、どこかでなんだかんだ崩されることが多かったし、自分の中でも徹底すれば必ず逃げ切れる自信がなかったのでリスクを最大限に排除することを優先しながら大枠としてはいつも通り動くという戦略で行くことにした
Phase 2
初戦 vsNAKAT ××
結果、動画を見てもらえれば分かる通りなんだけどDAの間合いの把握と対処がうまくいかなかったのが大きな敗因
相手のDAが当たらないような、もしくは見える間合いにいながら相手にリターン与えられるような動きをするっていうのが現状できていなくて、その部分を今後はまず詰めていかないといけない
後は撃墜のパターンも全然作れていなくて、崖その場上がり狩りの横スマ擦ってるだけになってしまってたからそこも良くなかった
色々な点で悪いところが出てしまってたけど、自分の対ネスは割と平常運転でこんなもんなんで実力不足だったと思います。
敗者側3回戦
vsShadow リザードン ×○○
NAKAT戦の無惨な試合から立ち直れてない感があって、あまり集中できないまま1戦目を落とす
1戦目負けた瞬間に、周りがUpsetを期待してざわざわし始めたのが鬱陶しかったので準備してたスピーカーとイヤホン分配機を使って周りの音を遮断
それが功を奏したのか2,3戦目は危なげありながらも何とか勝ち
横でずっとなすびさん見てくれてたんだけど、負けるかもしんないしせっかく期待してくれてたのに負けたらごめんって思いながら戦ってた 情けないところで終わらなくて良かった
敗者側4回戦
vsKing James ディディー ○○
聞いたことないプレイヤーだったけど、ディディーを選択してくれてまず一安心
試合が始まると、序盤は立ち回り押されてしまう苦しい展開 ただ1ストック目先取してからは相手がミスしたり撃墜焦ったりしてるのがすごく伝わって、そこを落ち着いて処理する形で2本連取して勝ち
相手もうまいプレイヤーだったと思うけど、撃墜の場面でのミスやパターン作りがいかに大事かっていうのが分かる試合だったと思う
敗者側5回戦
vsRich Brown ミュウツー ○××
勝者側トーナメントを確認した後に、敗者側で落ちた場合どうなるかっていうのは考えてたんだけど、どこで落ちても最終的にRich BrownとTOP32を争って戦う可能性が高いとは思ってたから案の定のカード
考えとしては慎重に動いて100%vs100%みたいな状況になっちゃうと撃墜差で負けるから、やるかやられるかみたいな感じで前に突っ張って先に殺しにいくことを意識
動画何回か見返したけど、現時点でこの動きをして負けるなら仕方ないというか、純粋に地力不足だったかなと思うしかなかった
自分から積極的に前出て動くっていうのと、逆に相手に動かされてるっていうのは線引きも難しく、もしかしたら最後の方は相手に動かされてたのかもしれないけど、消極的になって後悔するよりは良かったかなと思いました
こんな感じでThe Big House6はBest48(33位タイ)で終わりました
この結果を良く思わない人は多いと思うし、自分もそうだけど、力を出せなかったとかは全然思ってないから実力通りだったと思います。
Rich戦が終わった後はしばらく一人でホテルの部屋にいました。勝ちたかった大会だったけど、仕上がりが甘かったとかどうすれば勝てただろうか、とかずっと考えていました。
他の人の自分に対する評価以上に自分は自信を持ってスマブラをしているので、今周りから強いと評価されなくてもいつかみんなを認めさせたいと思っているし、それがこの大会になればと思ってずっと頑張ってきたけど、結果的には平凡な強プレイヤーの一部という形で終わってしまった。それがとてもやりきれなかった。
今後もフォックスをメインキャラにしてスマブラは続けていくと思います。
もっとキャラの奥深さを対戦で出したいし、誰よりも強くて理解の深いフォックスを見せたいと思っています。次の大会は自分のモチベーション次第だけど、TOP8くらいなら入れることも示せたし、スマバトではTOP4にも入ることができたので、出るなら優勝を目指して出場したいと思います!
応援リプ等あまり返せませんでしたが、Twitterを通して応援してくれた人、心の中だけで応援してくれた人も含めてありがとうございました、また頑張ります!