僕の好きな格闘技の試合
格闘技との関わり
あまり最近では話題に挙げることも少なくなりましたが、実は僕、高校生くらいまでは割と格闘技オタクでした。
ちょうどK-1やPRIDEが地上波を賑わせていた頃で、2004年~2007年あたり(僕が中1~高1)までは学校にいる時間と塾にいる時間以外はほぼ全て格闘技の試合を見ることに捧げていました。
そして、これもよく言っている話ではありますが、ハンドルネームの「Shogun」も実はPRIDEのミドル級元王者の"マウリシオ・ショーグン"から取っています。(下写真を参照)
最近こそ、テレビで格闘技を目にできる機会が少なくなったこと、日本で勢いのある団体がもうここ10年近く存在してないこと、スマブラを始めたこと等の理由からほとんど見ることはありませんが、今でも動画はよく見ています。
この記事では、僕の好きな格闘技の試合をひたすら共有していきます。
よろしくおねがいします。
(先に書いておくと、結構ミーハーな選定です)
①ミルコ・クロコップ vs エメリヤーエンコ・ヒョードル
PRIDEファンが何年も待ち望んだ試合。
絶対王者ヒョードルと、K-1からの刺客ミルコの試合は2003年あたりから待ち望まれたカードだったけど、ヘビー級GPでミルコがランデルマンにまさかの黒星を喫する等、長らく組まれなかった試合。
ゲームの世界はほぼトーナメント制で、強い人は上に残って対戦するため、中々この人とこの人の試合の実現を何年も待ち望むっていう状況は生まれにくいけど、格闘技はトーナメントは1年に1回程度で、後はワンマッチの試合が組まれていくことがほとんどなので、巡り合わせによってはこういう試合が生まれ得る。そこも良いところだと思う。
そして、当時中学2年だった自分はこの試合をさいたまスーパーアリーナで生観戦していました。今でも、1つ前の試合が終了して、会場が真っ暗になって流れ始めたこのVTRが忘れられない...。
②ミルコ・クロコップ vs ボブ・サップ
自分の中で、試合に至るまでのストーリーと盛り上がり、試合内容を全て加味した上で、一番好きな試合は何かと言われたらこの試合を挙げます。
今でこそボブ・サップと言えばパンチに嫌倒れして秒殺KOされるイメージしかないですが、当時一切キックボクシングの技術を持たず、フィジカルだけでK-1に参戦し、アーネスト・ホーストを二度倒す等の人間離れした実績から「誰がこの男を止められるのか?」といった声が上がるほどの選手でした。
そんな中、迎えたこの試合でこの試合内容。
本当に何度見たか分からないくらい繰り返し見た試合です。
③藤本 vs 武蔵
恐らくこの試合を格闘技の名勝負として挙げる人は少ないのではないかと思います。
試合内容はともかく、この試合に関しては試合前のVTRが本当に好きです。
1995年のデビューからヘビー級で唯一トッププレイヤーと渡り合ってきた武蔵。
対するはソウルGPで優勝し、勢いを付けている藤本祐介。
最前線で戦い続けながら、引き際と向き合うベテラン選手の戦いって自分はすごい好きで、何となく今見ると、そんな立派なものではないけど若いプレイヤーと戦っている時の自分と重ねて見る部分もあって良さがあります。
(よく見ると、VTRが好きというかBGMが好きなだけかもしれない)
④ジェロム・レ・バンナ vs ピーター・アーツ
ただひたすらにバンナがかっこいい試合。
お互い全盛期で、K-1も恐らく一番盛り上がってる時期。
戦い方だけでなく、髪型から筋肉まで何もかもがカッコいい。
この時のバンナがすごい好きだったので、この試合は何度も見返しています。
お互いの強さが短時間に凝縮されている、K-1史上屈指の名勝負だと思います。
おわりに
今日も少し話題にあったけど、格闘技を長く見続けてきた自分にとっては、
ストーリー性やプレイヤーの思い、因縁とかって結構見る人を熱くさせるっていう実感があります。
競技として成熟していないゲームの世界でこういった演出は難しいかもしれないけど、戦ってる人がカッコよく映るって競技を盛り上げるためには必要な要素だと思う。スタープレイヤーがいないっていうのは、スターになり得るプレイヤーがいないという話なのか、スターを育てる土壌が界隈に存在しないという話なのか...という議論になると思います。
スマブラももっとプレイヤーに焦点の当たる熱いゲームになれば良いなぁと、格闘技の試合を見て懐かしみながら思いました。
野球選手のキャリアから学ぶ、実力を伸ばすことの難しさ
はじめに
自分は野球が好きなので、録画した野球選手の特集を見ることが多いのですが、
ここ最近は見方が少し変わってきたような気がします。
昔は、情熱大陸とかプロフェッショナルでよくある、トッププレイヤー(イチロー、松井、ダルビッシュ等)の特集を何度も見て、「超一流のプレイヤーはこういうことを考えて競技に取り組んでいるんだな」とか、「この考え方は自分のスマブラに対しての考えと近いものがあるな」とか、そういったことを学び取るのが好きでした。
競技に人生を賭けた選手の思いに対する共感
今でも、そういった楽しみ方をする一方で、最近心に強く刺さるのが、"ずっとプロ野球を目指してアマチュアで野球を続けたものの、ドラフトから声がかかることもなく、キャリアを終えるべきか悩んでいる20代半ばの選手"や、"プロ野球の世界でずっとやってきたものの、結果が出ずに戦力外通告。それでも自分にできることは野球しかないと、必死でもがくプロ野球選手"の特集です。
恐らく、20代半ばを過ぎて社会人生活をしながらスマブラを真剣に続ける自分の境遇と重なるものがあると感じてる部分もあるだろうし、学ぶべきは成功の要因ではなく、失敗の原因であるという自分の考え方に基づくものでもあると思います。
きっと、この人も人生を野球のみに捧げてきて、今更引き返せないという思いと、もしかしたらまだ野球を続ければどこかで活躍するきっかけを掴んで、思い描いていた一流の選手になれるという自分への期待、両方あるのだろうと、そういった選手の特集を見て思います。
野球選手の、人生に対する思い・野球に対して捨てきれない思いに対する共感、それが1つ自分の見方として強くあります。
しかし、そんな選手への感情移入とは別の観点で、最近あることを感じるようになりました。
プロの世界で正しく実力を伸ばすことはやっぱり難しい
1つの例が、3年前にプロ野球ドラフト会議にて、千葉ロッテから2位指名を受けた、京都大学の田中英祐選手です。
弱小の京都大学にありながら、MAX149kmのストレートと多彩な変化球を武器にし、京都大学のリーグ戦連敗記録を60で止めたことでも話題になった投手。
話題性ということもあったかもしれないが、ドラフトでは2位という高評価を受け、1年目の5月には初先発を任される等、今後を期待された選手でした。
そんな田中投手が、今年11月に戦力外通告を受け、野球を引退することとなりました。
そして、引退までの経緯は悲惨と言えば悲惨(しかしよくあるパターン)で、公式戦で結果が出ないまま、コーチ等の指導の元で、制球難を改善するためのフォーム改造に取り組み、結果的にフォームを崩し、MAX120km台まで直球のスピードが落ちた挙句、オーバースローだったフォームもサイドスローに変更し、それでも結果が出ずにそのまま引退という流れだったようです。
以前まではこういった例を見るたび、「150kmのストレートと投げっぷりの良さが売りの選手に制球を求めるがあまり、強みだったスピードが消えるなんて本末転倒じゃないか。球速を売りにするスタイルはそのままに、制球を磨く練習を積み重ねていけばいいのではないか。」と思っていたものですが、本当にそうなのかと疑問を持つようになりました。
別の例も紹介します。
パワーを付けることを目的とした、「肉体改造」の名の元に行った筋力トレーニングは、身体を肥大化させるだけでパフォーマンスの向上に繋がらなかった...という事例が多くありました。
恐らく、より強い打球を飛ばすためにより多くの筋力が必要で、それを身に着けるための筋力トレーニングだと思います。
しかし、筋力をつけて体重を増やすことは、動きの俊敏さを失うことにも繋がります。
ゲームのように、練習をすればポイントが溜まり、能力が上がるということはありません。
制球と球速も、筋力と俊敏さも全てトレードオフの関係なのではないでしょうか。何かを得ようとすれば、何かを失う、その中で自分は何を得るために何をしなければいけないかをジャッジしなければならない、そんなところに実力を伸ばす難しさを感じます。
先の田中選手の例で言うと、いくらアマチュアで速球派として活躍してたとはいえ、プロに入れば主に制球面には問題点があったのだと思います。だから、何かしら新たなアクションを取ることで、問題解決をする必要があった。しかし、課題を解決するための解決策がどこにあるのかについて、複数のコーチ、同僚、本人...数々の人の間で意見が分かれてしまった。結果、本人の中でどの解決策を選んでいいかを見失ってしまい、最終的には何の課題も解決できないまま別の課題も増えてしまったということなんだと思います。
対戦ゲームにも同じことが言えるのではないか
先の2つの例から分かることをまとめると、大きく2つあると思います。
- 大前提として、競技の世界に正解はない。何か能力を伸ばそうと思えば、常に何かの能力を失うリスクを背負っている
- 誤ったやり方で能力を伸ばそうと思うと、能力を伸ばせないばかりか、別の能力を失う最悪の結果に終わる可能性もある
これは、対戦ゲームにも同じことが言えると思っています。
ローリスクな行動に徹することで、尖ったリターンが得られずにジリ貧になり、強気な行動を通そうとするあまりに、守りが弱くなる
いかに最適なバランスを保つかが重要だけど、バランスを保つためのやり方を間違えると、自分の強みも時に消えてしまう でも、何もしなければ自分は何も変わらないまま
こういった葛藤が、自分のスマブラでも幾度となくあったように思います。
そして、今でもどのように実力を伸ばすかについて悩み続けています。
今まで、初心者~中級者の人が実力を伸ばせるようにと、自分なりに上達の仕方について色々記事を書いてきましたが、それは、明らかに正しいことはしようという方向性と、明らかに間違っていることはやめようという方向性のどちらかに寄っていると思っています。
もちろん、それはそれで価値があることなんですが、自分自身、それだけでは最上位のプレイヤーには勝てないと思うようになりました。どれだけのリスクを受け入れなければいけないのか、どれだけ強気にリターンを求めたいのか。そういったバランス感覚には1つの正解はないですが、今自分に必要なのはそういう細かい部分だと思います。
これからもこの葛藤の中で、またどうやって勝つ方法を探すかを考えていきたいと思います。引き際と戦う野球選手を見ながらそんなことを感じつつ、明日の仕事に備えます。
第20回スマバト
遅れましたが行ってきました
フォックス固定
予選
vsかぁびすさん ファルコン 〇
va蛇さん ヨッシー? 〇
vsマータンさん クラウド 〇
vsけんとさん ロボット ×
vsきぃさん ピーチ 〇
ブロックのうち2人がキャンセルだったので、突如見学のきぃさんが入ることに
結果的に勝てたので良かったけど、シード級のプレイヤーが突然入るのは勘弁。。
ロボットに対する苦手意識が消えないことに不安を抱きながらも何とか1位通過
本戦
勝者側2回戦
vsんがさん ロックマン 〇×〇
本戦1戦目の相手としては嫌な部類だったけど、最近ガチ部屋で結構強いロックマンと当たってて、対策見直す機会があったのでそこはラッキーだった
2戦目は相手の暴発上強が噛み合ってから流れ悪くなって負けたけど、勝った試合はちゃんとした形を作って勝てたので一安心
勝者側3回戦
vsフィー桜さん ロボット 〇〇
予選でロボットに対する苦手意識が沸騰してしまったので、トナメ見た瞬間に絶望してた FILIPとフォックスの対ロボットどうするかみたいな話をしつつ、今までの戦い方はちょっと引き気味すぎたかなっていう反省と、負けてもいいからフォックスの差込みの強さを活かす意識:掴まれないような間合い管理の意識=8:2くらいで考え直した
結果的には噛み合って危なげなく勝ったけど、コマやビームでもっと待ちに徹しようとする人相手だとまだきついんじゃないかと思ってる...。
勝者側4回戦
vsましゃさん ディディー 〇××
1戦目は事故らせたのもあって危なげなく勝ち
2戦目も結構押してたと思うけど、最後撃墜場面での判断ミスもあって追いつかれて負け
3戦目は1ストック目先にとられた後撃墜できずにそのまま負け
ちゃんと動けてて、勝ち一歩手前までいって負けるっていうのが大会だと結構久しぶりな感覚があって、負けた後は結構イライラしてしまった感じがあった...。
あとは戦場に対する得意意識が減ってきたのも少し心配なところ 台のせいで着地狩りが徹底できないから有利展開が維持できないのと、差し合いで上から攻める選択肢がなくなる場面が多くなるところがちょっと弱いかなーと思い始めてきた
敗者側5回戦
vsあげはさまさん リュカ ×〇〇
前の試合から気持ち的に切り替えきれてなかったのもあってか1戦目は1分くらいで40%くらいしか与えられずに負け
さすがにこのままだと負けちゃいそうだなーと思いつつも何とかその後は持ち直して勝ち 3戦目は相手の事故にも助けられた...。
敗者側6回戦
vsまさしさん クラウド ××
人相性的には得意意識があって、1戦目の序盤は差し合いでも結構いつも通り勝ってて、これは普通にやってればいけるんじゃないかなと思いつつの対戦だけど、崖掴まり様子見時に無敵切れた後DA合わせられて撃墜→直後に相手の上B降下に巻き込まれて撃墜っていうどっちも良くない撃墜のされ方で1戦目負け
2戦目も意識外の崖奪い空後で先制されたりとにかく終始流れ悪くて負け...。
Best16でした あまりにもしょっぱい
表も裏も負け方が自分の中で結構悪くてフラストレーション溜まってた
実力は少しずつではあるが上がってきている実感があるのに、結果がついてこない(かといえばそうでもなくて、それなりに勝ててるんだけど跳ねたところまで行けない)っていう状況が続いているのが良くない
実力の割りに大会で勝てないということでもないと思うし、無理せず少しずつ伸ばしていつかもっと跳ねたところまで行ければといった感じ
次は来月のスマバトになるかな?また!