第23回スマバト

行ってきました

 

予選

人が多かったので省略...。

Pazxっていうオーストラリアのディディー使いがちょっと強くて普通に負けそうになった試合を除けば割と危なげなく勝てた

最近予選しっかり勝ててるので良い傾向

 

本戦(フォックス固定)

勝者側1回戦 vsだんけしさん ドンキー ○○

いきなりドンキーとか面倒だなと思いつつも、自分の得意な読み合いに持ち込んで割と流れを取り続けられた 2試合ともストック削られず勝ち

 

勝者側2回戦 vsパルメさん サムス、ルキナ ○○

問題のカード(普通にフォックス有利です)

結構最近意識してる間合いの詰め方がうまく機能して、2戦ともストック削られず勝ち

この辺で、やっぱり俺もしかしたら強いのでは?と感じる(慢心)

今回、スマバト受付した後に優勝者を予想して名札の裏に書くんですが、パルメさんが試合前おもむろに名札の裏を見せてきて、そこにはShogunの名前が ありがたかった反面、一気にプライド不利が押し寄せてきて死ぬかと思った(でもありがたかったです)

 

勝者側3回戦 vsたけらさん リュウ ○○

この3週間で3回当たってる

1戦目は結構終始苦しい展開が続いたけど、最後上強空上当てて勝ち 回避読みの択が豊富すぎて回避し辛くなってるところも強いなと改めて実感

2戦目は0%で前投げから空前踏み付けで1スト落とす その後は結構やりたい放題で2スト残し勝ち FOX is the most honest character I've ever seen

会場の隅でさりげなくPop off

 

勝者側4回戦 vsたつつよさん マリオ ○×○

1戦目は流れよく勝ち、最後の崖奪い空後は大事なところまで取っておいてる感あるけど、割とお願い行動なので通るとラッキーに思える

2戦目は五分展開が続くも、崖際でマリオのDAを喰らってそのまま落下死亡

3戦目はその悪い流れを止めきれずに、かなり押されるも、上スマに気をつけながら頑張って%稼いで耐えて、最後は弱弱立ちキャン上強から空上で勝ち

マリオ戦、地味に苦手意識があるのでなんとかしたい(ずっと言ってる)

 

勝者側5回戦 vsディオ リュウ ××

ここ勝ったらWFだったので何としても勝ちたい1戦

しかし、1戦目はぼろ雑巾の2タテで、2戦目は接戦を演じるも最後は肘からの上強という理想的な負け方をしてしまう

たけらさんに勝ってるのもあって、ここは勝ちたかったけど、リュウ戦で安定させるのも難しいから仕方ないって考えながら切り替える

 

敗者側9回戦 vs とわ ロゼッタ ○○

自信を持っているというかかなり拘りの強いカード

1戦目はストック先に取られるけど、その後村街でしか確定しないであろう上強空上の確定撃墜ですぐに取り返せたのが大きかった 2スト目最後のやり取りは、相手も意識してるか分からないけど、その場で読み勝ったというよりは長いフリー対戦の中で培った人読みという感じ

2戦目は1ストック目の流れが良く、すぐに撃墜できたのが決め手になって勝ち

 

敗者側10回戦 vsコメさん シュルク ×○○

問題のカード(普通に微有利)

ずっとコメさんに負けてたけど、ここ最近対シュルクの苦手意識はほぼ取り除かれていたので、後は流れに押されないように気をつけようくらいの意識ではあった

1戦目は上スマ当てたりして、五分の展開が続いたけど、最後外出されてジャンプ読み空後当てられて負け あれ分かってたのでジャンプ回避したつもりだったけど、出なかった...。

2戦目は1スト目をすぐに取れたのでそのままリード維持して勝ち と簡単に書いたけど、割と対策できてないキャラには簡単に逆転されるので、取ったリードをしっかり守れたのは良かったんじゃないかなと

3戦目は空前踏み付けで全て終了 honest

 

敗者側11回戦 vsディオ リュウ ××

冒険は終了

1戦目はすま村の台上でDA喰らって60%くらいで撃墜される等。

2試合とも表と展開的にあまり変わらなかったのが残念だった また、ディディーを2戦目出そうか悩んで結局出せなかったことに少し後悔。メインで負けるなら後悔はない、なんてことはないんだなと改めて実感。

 

3位で終了。

ウメブラスマバトの東西大規模大会では4位が最高順位だったので、一つの壁は超えられたのかなと思う一方で、まだまだ優勝はできないなと思わされた。

最近なぜか調子が良いというわけではなく、明確に意識を変えてそれがプラスに機能しているということで、それはとても良い傾向だと思う。

あとは、ディディーをどれだけ高いレベルまで持っていけるかが、順位を上げるのにも安定感を出すにも必須かなと思っているので、今後はまずそこ。次の大会までには自信持って出せるようにしないといけないなと改めて思いました。

 

次は修羅ブラで!よろしく!

闘会議予選@ウメブラ と最近の所感

書きます、久しぶりに。

結構書きたいことも多いので。

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会場はこんな感じで、おしゃれでした。 

(写真はあいばさんのツイートより)

 

1、2日目共にフォックス固定

闘会議予選1日目

予選省略

南原さんのマジックと、ガン無視でトレモをする自分の対比が面白かったらしく、評判が良かった。自分は黙って集中してただけなので、面白くしてくれた南原さんに感謝

本戦

WB1 vsエスさん ゼロサム ○○

前々日にtakera宅でshkyさんと対戦して即死されまくって、初めて苦手意識を持ったので、かなり当たりたくない相手だった

実際対戦してみると、shkyさんほど積極的に即死を狙わない立ち回りだったので助かったし、自分の動きも結構よくて、割としっかり勝てた

 

WB2 vsShkyさん ゼロサム ××

問題の相手。

前々日の内容とあまり変わらず、2戦とも空上空上上Bで低い%から撃墜。

1試合に1回即死されているようでは勝てるゲームも勝てないので、始動技を貰わない工夫はもっと考える必要があると思いました。というよりも、今回初めてもっと詰めなきゃいけないと実感させられました。

 

LB3 vsマンガリッツァ♀ クラウド ○×○

最近やや課題のクラウド戦。

1戦目は割と良い感じに勝てた気がするけど、2戦目崖掴まる上Bやったら真下に上B打っちゃってセルフ即死を喰らう。そのまま大差で負け(正直捨てゲータイミング伺ってた)。

3戦目も先行されたし、割とその後も嫌な%の取られ方して一瞬「今日はここまでかな...」って感覚がよぎったけど、集中はできるだけ切らさないようにしてたら何とか勝てた

 

LB4 vsがくとさん ネス ○××

そろそろ勝ちたくなってくる頃合い。

1戦目は弱弱上スマとか、意表を突いた空上とかで撃墜がうまくいって勝ち

2戦目は超接戦だったけど、PKサンダーの球に当たって浮かされた後空上の確定死。あれどうすればいいんだ...。(この件に関してはabaと翌日話して割と考えがまとまりつつあるけど)

3戦目はやや苦しい展開がずっと続くも、最後こっち120%vs相手80%くらいまで追い詰める。相手の崖その場上がりに対して、撃墜するつもりで横スマを振るも、タイミングを間違えてジャスガされる......。その後ごちゃごちゃなって死亡。

最後は自分のミスで負けたようなものなので、かなり気分としては良くなかったが仕方ない

 

 

1日目は25th(best32)で終了。

ツイートした通り結果は相変わらず悪いけど、動きとしては割と納得が行く感じだったし、これを続けてればどこかで結果は出せるって思えるものだったので、最後嫌な負け方をしたもののあまり引きずってはいなかった。

 

闘会議予選2日目

行きの電車で、何か今日のヒントになるような動画を見ようと思って見たのが、スマブラXのゆいさんのフォックスの動画。良い意味で泥臭く、綺麗汚いとかどうでも良いからただ目の前の相手を打ちのめすっていう殺意に満ち満ちたフォックスを見て、改めて今の自分に必要なことを思い出したような気がした

この日のパフォーマンスにどれだけ影響を与えたかは分からないけど、間違いなく見て良かったと思った。

 

予選省略

本戦

WB1 vsネオンさん ヨッシー ×○○

1戦目、こちら50%くらいの時にいつものように崖離しジャンプ回避で様子見をしたら、空前が綺麗に噛み合ってメテオですぐに死亡。

正直ここで負けられないと、(考えてはいけないと分かっていながらも)考えてしまい、必要以上に緊張してたのもあって、少し焦る。

その後頑張って追いつくも、最後は流れの中で空上を喰らって死亡。

2,3戦目は、精神的にはかなりきつい状態がずっと続いたけど、何とか勝ち

自分の緊張を差し引いても、普通に良い動きをされていた気がする...。強かった

 

WB2 vsたらことりさん トルマク ××

頭の中ではしっかりと考えていったつもりだけど、1戦目全く通用しなかった。

具体的には、差し合いでは下強にどの%帯でも引っかからないこと、その中でDAをどこかで通そう、着地狩りは~、崖上がり狩りは~みたいな感じで考えてたんだけど、差し合いの部分で消極的になりすぎて良くなかったかなと。

2戦目は割と攻め気味に変えたら少し良い試合展開になったけど、復帰の上Bに横Bを合わせられて死亡。

割と勝てる感じが出てなかったのが残念だった。敗者側へ。

 

LB3 vsそめ ゲッコウガ ○○

TSCで処理処理の処理をされてしまった相手。

ただあの時は本当にゲッコウガへの苦手意識が強かったけど、最近は克服しつつあると思ってるし、違う試合展開にはなるだろうとは思ってた

試合は、1,2戦とも距離の近づけ方が割と良い感じで、プレッシャーをしっかりかけられたのが良かった。撃墜や崖周りも結構冴えてて、危なげないとは言わないし普通に接戦だったけど、しっかり勝てた気がする

試合終わった後、よしこっから頑張るぞーって感じで膝をぽんと叩いたら、解説のKomoに「おっとしょーぐんさん、勝ったようです。喜んでいます。」みたいなこと言われたのが聞こえてきて恥ずかしかった

 

LB4 vsRYOさん ソニック ○○

クロ君がすこぶる苦手にしている相手。

ジャンプ読みの空後置きや復帰阻止の空下メテオ、高度下げながらの空後置きが多いっていう印象はあったので、そこは気を付けようと思いながら対戦。

2戦とも、割と良いストックの取り方をするもその後すぐに追いつかれ、その後今度はこっちが流れを取ってそのまま勝ちみたいな展開だった気がする

まだ甘えた回避をしてくれてるから撃墜がどうにかなってるけど、あの辺もっと我慢されたらこれからきつくなってくるんだろうなと思った

 

LB5 vsあーすさん ピット ○○

昨日偶然帰り際一緒になり、色々話しながら帰ったのでここで当たるのは何となく嫌だなと思いながらも、とにかく勝ちたいと思いながらの対戦。

多分今まで対戦した中で一番崖上がりを狩れることが多くて、そこでのリターンが直接勝ちに結び付いた気がする 自分しか振れないような上スマも当てられたし、勝てた瞬間は嬉しかった( ;∀;)

 

LB6 vsRainさん ベヨネッタ ○○

一番当たりたくない相手。フリーで本当に何回やっても勝てなくて、フォックス出すの諦めたくなってたくらい。ただ、その中でも火力は稼げる展開はあったので、撃墜さえ良い感じで通せばワンチャンはあるかなと思いながらの対戦。

1戦目は結構接戦で、最後は空Nか空下から上スマ当てて勝ち。本当に気持ちが入ってたから久しぶりに1回勝っただけでめちゃくちゃ喜んだ。

2戦目も接戦だったけど、最後ステップで揺さぶって回避をしてくれたところに上スマ合わせて勝ち

少しだけ壁を越えれた感じで嬉しかったし、何よりあのRainさんが負けた後この後も頑張ってって声をかけてくれたのが嬉しかった 頑張りたいと思った(小学生並)

 

LB7 vsTakera リュウ ○××

配信前に、外の空気を吸うために外に出て歩いてたんだけど、夕景と海景色が重なり、ノスタルジックで感傷的な気分へ。「次勝ったらこの景色、また見に来るぜ」みたいなことを脳内で呟きながら再び会場へ(結果再び見ることはなし)。

1戦目は序盤怪しいなーと思いながらも、中盤から相当流れ取れて勝ち

2戦目は結構なリード奪ってたけど、1スト取られてこれは分からないぞって展開になってからとにかく有利な状況になったら殺しきるって気持ちで崖外もガンガン出て戦ってたら結果的に裏目に出て負け。正直、崖外で上B当たった時勝ったんじゃないかと思ったけどカス当てだった

3戦目は初めてストック先行され、すぐに追いついてintenseな展開を作るも、最後は昇竜を喰らい無事死亡。

 

この試合に関して、2つほどポイントがあったので自分の中で整理。

1点目。2戦目に相手を空下かなんかで前に飛ばした後、受身ミスorきりもみを期待して上スマを打ってたら普通に勝っていたので、その点もったいないとは思った一方、3戦目の1スト目は受身先を読んだことが功を奏して撃墜できたので、あの場面の意識の仕方については(再考の余地はあるにせよ)悪い選択とは思わなかったです。

2点目。最後の撃墜のされ方が、空Nで前に突っ込む→ガードされて昇竜で死亡
って感じだったんですが、これ、フリーやってる時から「リスクはすごい高いけど、空Nで相手のジャンプを止めないと飛ばれ放題になるから必要だ」と思ってた択で、
最後あの試合展開でビビって引き気味になるのではなく、リスクを受け入れた上でその選択をできたことはとても良かった気がします。結果負けたけど、取った判断には納得しています。

 

所感

以上、2日目は9th(best12)でした。

これもツイートした通り、数字だけで見れば平凡で何回も取ったことある数字ですが、今日は今までスマ4をやってた中で一番強さを出せた日だった気がします。

ここ最近、ずっと「自分はこんなものなのかな」と限界を感じるような大会が何回も何回も続いていたし、スマブラを続ける理由もあまりないような状態だったけど、今日くらいの集中ができれば、いつか盛り上げられるようなプレイができる気がします。

今日のTakera vs Shogunは、多分熱く面白い試合だったと思うし、そういう試合をずっとしたいと思っていました。

勝ち試合も負け試合も含め、今日はスマブラが面白かったです。

 

また、最近は他のフォックス使いに抜かされている感覚もあり、特にやからクロに関しては本当にうまいと思いながら見ています。

これから彼らももっと結果を出してくると思いますが、自分もまだフォックス使いとして負けたくないなとは思っています。

 

今後はできればメインフォックスとサブディディーの2キャラで行きたいところなんで、フォックス単キャラ使いというわけではないけど...このゲームが終わるまでフォックスが一応のメインであり続けることは間違いないと思うので。

 

気が付いたら4千字を超えてしまった、最後まで読んでくれた人、ありがとうございました!

スマブラX発売10周年を記念し、おすすめ動画を

はじめに

スマブラX発売10周年、おめでとうございます。

当時16歳で高校2年生だった自分がトイザらススマブラXを買い、中学生時代の友達と久々に会って一日中スマブラで遊んだあの日から10年が経過したのだと思うと、感慨深いものがあります。

あれから色々なことがあったし、スマブラで良い思いも悪い思いもしたし、ある種自分の青春と共にあったゲームなので、改めてこれからもどういった形であれ大事にしていきたいと思います。

 

さて、そんなスマブラXですが、スマブラ4から始めた人は意外とXのことを知らない人も多く、どんな大会があったのか、どんなところが試合の見所なのかについてあまり詳しくはないのではないかと思います。

この記事では、僕が好きなスマブラX動画を紹介し、その魅力を伝えられれば、と思います。よろしくお願いします。

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僕の好きなスマブラX動画

①APEX2010 RAIN vs Shadow

www.youtube.com

APEX2010、この大会は日本人が初めてアメリカの大会に参加した歴史的な大会です。

それまで日本勢と海外勢どちらが強いのかについて、各所で議論がされていましたが、その争いに一つ答えが出るのではないか、そんな期待もされた大会でした。

そこで、当時日本最強プレイヤーだったRAINさんと、アメリカの上位メタナイト使いのShadowとの1戦。ブラスターと投げ連というファルコの強みと、RAINさん特有の上スマの当て勘が光る良い試合だったと思います。

ちなみに、この大会ではブルードさんがMew2kingを倒して準優勝まで上り詰めた例の大会です(知ってる人も多いのでは?)。なお、優勝者はDEHFファルコで、後のLarry。

歴戦の勇者とも言える強プレイヤーはこの頃から頭角を現していました。

 

②APEX2013 ZeRo vs Mikeneko

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X時代、あのZeRoを倒した日本人がいました。

日本最強マルスにして、世界大会であるAPEX2013で5位タイまで上り詰めた猛者中の猛者。マルスの強みを活かした精度の高い間合い管理によって、世界トップクラスの差し合いを完成させ、マルスとしては所謂理論値に近い動きをしていたのではないかなと思います。

今でも当時を知るプレイヤーの中にはみけねこ信者も多く、あのNietonoも先日「俺みけねこ信者なんだよね~」と言っていました。5年が経った今でも色褪せない名勝負だと思います。

(余談ですが、Abadangoさんがネスにダウン連されて33rdで終わった大会でもあります)

 

③APEX2012 Otori vs Ally

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スマブラXの歴史の中で、僕が一番尊敬したプレイヤーを一人挙げるなら、Otoriを迷わずに選びます。

Otoriにとっては海外大会のデビュー戦となるこの大会で、当時からトッププレイヤーだったDEHF(Larry)、ESAMを倒して迎えたWinners Semifinal、Ally戦。

さすがに勝てないのではないかと正直思っていたけど、蓋を開けてみれば3-0の圧勝。

特に1戦目の対スネークで、1分間何もしないで時間を過ごす試合運びはどこまでもメタナイトの性能を合理的に追及するOtoriの立ち回りが出ていてお気に入りです。この試合、誇張抜きに100回以上は再生した気がする。

そして、そのままWFでNairo、GFで日本最強プレイヤーのNietonoを下して優勝。今振り返ると本当に素晴らしい結果だし、このレベルのプレイヤーが今スマブラをやっていないのがとても残念に感じます。

 

また、裏話にはなりますが、この大会でOtoriがメタナイトで優勝したこと、これは日本人が世界一に上り詰めたということ、それ以上の価値が実はありました。

前年のGenesis2でRainさんが遠征し、帰ってくるなり真っ先に言ったことは「メタナイトのレベルが全然違う、アメリカの方が圧倒的に強い」という一言でした。

確かに、当時Mew2king、Ally、Anti等の強豪プレイヤーが使うメタナイトに比べ、誰も明言はしないものの明らかに日本のメタナイトは劣っていました。性能に偏りはあったものの、明らかな最強キャラで海外プレイヤーに劣るということは、スマブラの力で劣っているということを認めざるを得ないと思いました。

そして、RAINさんは「日本のメタナイトを育てる」と言って、自らもメタナイトを使いながらOtoriとKakeraという2人のメタナイト使いをオフで鍛え上げていました。

その半年後のAPEX2012でのこの結果、僕は「日本人はレアキャラで出し抜くだけじゃなく、最強キャラで真っ向から海外勢と戦っても勝てるんだ」と嬉しく思ったのを覚えています。そんなバックグラウンドもあった、日本人にとっては最高の大会であり、このOtori vs Ally戦は最高の試合だったと僕は思っています。

(やや脚色があったらごめんなさい、僕は自分の知るところを書いていますが、あらゆる描写が真実かどうかは本人にしか分からないので...。)

 

④SKTAR3 9B vs Nairo

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SKTAR3は、上位勢の中では当時日本最強と言っても差し支えないプレイヤーだった9Bさんのみ遠征した大会だったと記憶しています。

当時、恐らくスマブラ4の発売も決まっていて、「この大会が最後の国際戦になる」と分かっていました。言い換えれば、スマブラXの長い歴史だった"日本vs海外"の終焉になる大会でした。

この大会で、9Bさんは優勝し、スマブラX世界ランク1位を獲得しました。

一つの歴史の終わりという意味で、とても意味のある大会だったし、昔から好きなプレイヤーである9Bさんが優勝したのは喜ばしかったです。

改めて振り返ると、今以上に(と言ったら語弊があるかもしれないけど)素晴らしいプレイヤーだったし、9Bさんにはまた戻ってきてほしいと思っています。

 

おわりに

以上、せっかく挙げるんだから...というのもあり、日本人が勝っている動画ばかり取り上げましたが、国際戦で言うとAPEX2010、Genesis2、APEX2013は海外勢が優勝しており、スマブラXの日本vs海外は勝ったり負けたりの一進一退の攻防が長く続きました。

スマブラXは、ゲームシステムや競技性の観点からケチを付けられがちなゲームだし、実際自分もXと4どちらがゲームとして好きかと言われれば4を選びますが、一方でこのスマブラXの長い歴史の中で繰り広げられた物語は、とても輝かしく、振り返ってみると価値のあるゲームだったように思います。

時折、スマブラ4に行き詰まると、初心に帰るではないけど、オンラインに初めて繋ぎ、夢中で全国のプレイヤーと対戦していたあの時を何となく思い出したくなる時があります。

これからも、このゲームと向き合うことで培ったことは忘れないようにしたいと、月並みながら思っています。ありがとうございました。